← Journal
Inner Care2026-10-19

更年期以降の肌悩みに寄り添う。内側からのアプローチで叶える、うるおいとハリ

Dr. みやか

Dr. みやか

5 min read

あなたへ

鏡に映るご自身の肌を見て、以前との違いに戸惑うことはありませんか。更年期以降、肌の乾燥やハリの低下が気になり始めるのは、誰にでも訪れる自然な変化です。私もまた、年齢を重ねる中で肌のゆらぎを感じることがあります。

でも、どうかご安心ください。これは終わりではなく、新しい美しさを育む始まりのサインかもしれません。内側からの丁寧なアプローチで、肌が本来持つうるおいと弾むようなハリを仕立て直すことは十分に可能です。

まず、お伝えしたい大切なこと

  • 肌の健やかさは、外側からのケアだけではなく、内側からの土台づくりが鍵を握ります。
  • 日々の生活の中で、肌のバリア機能を守り、細胞間脂質やNMF(天然保湿因子)を流出させない工夫が大切です。
  • 肌の輝きを奪う「摩擦」と「乾燥」は、避けたい二つの敵です。
  • タンパク質や鉄分、そして健やかな腸内環境といったインナーケアは、肌本来の力を引き出すための大切な要素です。
  • 美容医療は、ご自身のセルフケアでは届かない部分を補い、よりよい状態へと導く選択肢の一つとして考えてみませんか。

美しさを紐解く、専門家の視点

更年期以降の肌は、ホルモンバランスの変化に伴い、うるおいを保つ力が低下しやすくなると言われています。肌のバリア機能が弱まると、乾燥が進み、それがハリの低下やたるみにつながることも少なくありません。

まず大切なのは、肌の土台を健やかに保つ「引き算のケア」です。クレンジングや洗顔の際には、ゴシゴシと力を入れず、ぬるま湯で優しく洗い流すことが基本となります。濃密な泡でTゾーンからUゾーン、そして目元の順に肌に触れる時間を30秒から60秒ほどに留め、こすらずにすすぎます。熱すぎるお湯は必要な脂質まで奪ってしまうため、体温より少し低いぬるま湯が肌には優しいでしょう。

また、長時間のシートマスクは、かえって角質層をふやかし、肌のバリア機能を下げる可能性もありますので、適切な時間での使用をおすすめしています。

肌のハリを内側から育むためには、日々の食事にも目を向けてみませんか。肌の弾力のもととなるタンパク質は、美しい肌を仕立てる上で欠かせません。また、健やかな肌の巡りを支える鉄分、そして全身の健康と深く関わる腸内環境のバランスも、内側からの美しさを育む大切な要素です。ホームケアで取り入れたい成分としては、肌のターンオーバーを整えるビタミンA(レチノール)や、バリア機能をサポートするセラミド、そして多機能な働きで知られるナイアシンアミドなどが挙げられます。

あなたの不安に寄り添って

Q. 更年期に入ってから、何をしても肌が乾燥してカサカサしてしまいます。もう手遅れなのでしょうか?

A. ご心配いりません。年齢を重ねて肌質が変化するのは自然なことです。日々の丁寧なケアと内側からのアプローチで、肌のうるおいを再び育むことは十分可能です。今からでも、肌の土台を見直すことから始めてみませんか。

Q. 最近、顔全体のたるみが気になって、鏡を見るのがつらいです。どこからケアを始めればいいか、途方に暮れています。

A. そのお気持ち、とてもよく分かります。決して手遅れではありません。まずは、肌のハリを支えるインナーケアに意識を向けてみましょう。日々の食事や生活習慣が、肌の弾力を仕立てる大切な要素となります。

最後に、心を込めて。

更年期というライフステージは、私たち女性にとって大きな変化の時でもあります。肌のサインに耳を傾け、自分自身を慈しむ時間を持つことは、新しい美しさを見つけるための大切な一歩です。

焦らず、ご自身のペースで、内側からの輝きと外側からの優しいケアを積み重ねてみてください。きっと、今のあなたに最も似合う、健やかで美しい肌が育まれることでしょう。もし、どんなケアが良いのか迷うことがあれば、いつでも私にご相談ください。あなたの肌に寄り添い、一緒に考えるお手伝いができれば幸いです。

Dr. Miyaka Signature

※ この記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の医療アドバイスではありません。 効果には個人差がございます。具体的な治療については専門医にご相談ください。

Stay Connected

日々の気づきや、論文から見えてきた新しい美しさのヒントを、Instagram と 公式LINE でお届けしています。