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Inner Care2026-03-20

美容皮膚科医が自分の肌で実感した、 インナーケアの力。

Dr. みやか

Dr. みやか

7 min read

「高い化粧品を使っているのに、なぜか肌がくすむ」——そんな経験はありませんか? 実は、肌の美しさの多くは「内側」で決まります。心と栄養を整えるという視点を持つことで、スキンケアの常識が根本から変わります。

大切なこと

  • 外側からのアプローチには限界がある。 どんなに良い美容液も、肌の「材料」となる栄養が不足していれば効果は半減します。
  • インナーケアは、肌を「細胞レベル」で底上げする考え方。 必要な栄養素を過不足なく届けることで、肌のターンオーバーが整い、自ら潤い輝く力が戻ります。
  • 美容皮膚科医である私自身が、インナーケアの変化を体験しました。 施術だけでは超えられなかった壁を、食事と心の整えが少しずつほどいてくれたのです。

もう少し、詳しく

私がインナーケアに目覚めた理由

美容皮膚科医として、毎日患者さまの肌と向き合う日々。IPL治療(光治療)やヒアルロン酸で確かな結果を出してきました。しかし、私自身の肌に関しては、施術だけでは満足できない「もどかしさ」を感じていた時期がありました。

ある時、栄養学の勉強会で血液データから栄養状態を読み解く手法に出会い、自分自身の「隠れ栄養不足」を知りました。鉄、亜鉛、ビタミンD、B群——数値上は基準値内でも、「最適値」には程遠い状態だったのです。

「肌は、あなたが食べたものでできている。当たり前のことなのに、私たちはつい忘れてしまう」

美肌のための3大栄養素

鉄(フェリチン): ターンオーバーのエンジン。フェリチン値が低めだと、肌のくすみ・乾燥・クマが慢性化しやすくなるという報告があります。日本人女性の多くが「隠れ鉄欠乏」と言われています。

亜鉛: コラーゲン合成に関わるミネラル。不足するとニキビや傷の治りに影響することが報告されています。加工食品中心の食生活では慢性的に不足しがちです。

ビタミンD: 免疫調整と肌バリア機能に関わる「太陽のビタミン」。日本人の多くが不足していると報告されており、肌荒れや炎症の悪化との関連が指摘されています。

外側×内側の「二つの軸」で整える

インナーケアの考え方は、美容医療と対立するものではありません。むしろ**「外側からの施術」×「内側からの栄養補充」**の両輪が揃うことで、肌が本来持つ力がより引き出されていきます。

たとえば、IPL治療で肌のターンオーバーを後押ししながら、鉄や亜鉛などの不足しがちな栄養素を補う。この二つの軸こそが、遠回りしない美肌への道のりだと感じています。

忘れたくない、もうひとつの軸——心

栄養と同じくらい大切なのが、心の状態です。ストレスや睡眠不足は、肌バリアやターンオーバーに影響することが多くの研究で示されています。完璧を目指すよりも、「今日はゆっくり眠ろう」「深呼吸する時間を持とう」——そんな小さな整えが、やがて肌にあらわれてきます。

よくいただくご質問

Q. 栄養を整えるって、何から始めればいいですか?

まずは自分の現状を知ることから。血液検査で栄養状態を把握できれば、不足しているものが見えてきます。自己判断での過剰摂取は逆効果になることもあるため、信頼できる医師に相談しながら進めるのが安心です。

Q. サプリメントは必須ですか?

理想は食事だけで満たすことですが、現代の食事環境(加工食品、土壌の栄養素低下)ではどうしても不足しがちな栄養素があります。特に鉄やビタミンDは食事だけでは最適量に達しにくいため、医師のアドバイスのもとでサプリメントを活用することも選択肢の一つです。

Q. 心のケアまで美容皮膚科に関係するのですか?

はい。睡眠・ストレス・自律神経のバランスは、肌バリアや炎症と深く関係しています。スキンケアと同じくらい、「心を休ませる時間」を大切にしてあげてください。


あなたの肌の「材料」が十分かどうか、そして心が休まっているかどうか。まずは知ることから始めてみませんか。内側から輝く美しさへの第一歩を、一緒に踏み出しましょう。

Dr. Miyaka Signature

※ この記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の医療アドバイスではありません。 効果には個人差がございます。具体的な治療については専門医にご相談ください。

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